ハンドボール、フランス代表の強さとは
2008年・2012年、オリンピック2大会連続金メダル。 2014年、欧州男子ハンドボール選手権(EHF EURO)優勝。 2015年、世界男子ハンドボール選手権(World Men’s Handball Championship)優勝。 海外ハンドボール事情をよく知らない方でも、この成績を見れば一目瞭然です。フランス代表めっちゃ強いです。
主力メンバー
ニコラ・カラバティッチ(Nikola Karabatić)
その特徴的な見た目(ヒゲ)と豪快なプレーは一度見たら忘れられません。特に個人プレーに走り出すとヨーロッパトッププレイヤーでも手がつけれない攻撃力があります。そして試合中はよく笑い、よく痛がり、よく退場します(笑) ちなみに同じフランス代表のディフェンス専門、ルカ・カラバティッチは二コラの弟です。どう見てもルカの方が兄に見えますけど(ヒゲのボリュームとか)。
(弟のルカ・カラバティッチ)
ダニエル・ナルシス(Daniel Narcisse)
たぶんこの人が一番上手いです。特に攻撃力の高さは世界トップレベルで、彼の放つロングシュートを見ると、「え?それ入るの?ハンドボール楽勝じゃね?」っていう錯覚に陥ります。攻撃専門での出番が多いですが、その存在感と童顔でかわいいフェイスでフランス代表を支えています。
セドリック・ソルハインド(Cédric Sorhaindo)
相手チームにいたら嫌なポストランキングNo.1という呼び声高い選手です(シンシア調べ)。その圧倒的フィジカルと、ゴールを狙う鋭い眼光、どんな体勢からでもシュートを打つ身体能力。この人がポストにいるだけでフランス代表の攻撃力はめちゃくちゃ高くなります。こんな怖い顔してるけど、ユーロで優勝した時は人一倍はしゃいでいました。
ミハエル・ギ―グ(Michaël Guigou)
「くせ者」という言葉が一番似合う選手です。圧倒的なスピードと洞察力、ここぞという時に見せる「いやらしい」プレーが特徴です。特に速攻時の出足の早さは世界トップクラスです。あと、ペナルティスローはほとんど彼が任されるのですが、外した場面を見たことないくらい決定力が高いです。
フランス代表の熱い試合
私が今まで観た中で、一番熱くなれる試合を貼っておきます。 YouTubeで「handball」と検索するとユーロの試合動画などは結構出てくるので、ハンドボールファンの方にはオススメです。
【ユーロ2014】フランスvsスペイン
※文中に出てくる選手名の日本語表記は、私なりに調べた結果ですので、すべてが正しいとは限りません。ハンドボールがサッカーみたく人気スポーツになり、ヨーロッパのトップレベルの試合が日本語中継される日を心待ちにしています。