キヤノンのミラーレスカメラ【中古価格・相場まとめ】コスパ最強のカメラは何?|下取りに出す際の注意点も

キヤノンのミラーレスをお得に買う方法をキヤノ坊が伝授する

キヤノ坊
みんなから要望が多かったからキヤノンのミラーレスカメラ「EOSシリーズ(RFマウント)」の中古価格について、相場価格や最安値情報についてまとめてみたよ。
キヤノ坊
結論から言うと一番コスパが良いのは一世代前の中古カメラなんだ。その理由はいくつかあるけど、まずは下の中古価格・相場のまとめ表を見てみて。

キヤノン EOSシリーズ(RFマウント) 中古価格一覧

カメラ名 センサーサイズ 発売日 中古価格・相場

R1

フルサイズ 2024年11月29日 中古在庫僅少
《直近の相場を確認》

R3

フルサイズ 2021年11月27日 約43万円〜56万円
《直近の相場を確認》

R5 Mark II

フルサイズ 2024年8月30日 中古在庫僅少
《直近の相場を確認》

R5

フルサイズ 2020年7月30日 約28万円〜35万円
《直近の相場を確認》

R6 Mark II

フルサイズ 2022年11月2日 約27万円〜31万円
《直近の相場を確認》

R8

フルサイズ 2023年4月13日 約19万円〜23万円
《直近の相場を確認》

RP

フルサイズ 2019年3月14日 約10万円〜13万円
《直近の相場を確認》

R7

APS-C 2022年6月23日 約13万円〜16万円
《直近の相場を確認》

R10

APS-C 2022年7月28日 約9万円〜13万円
《直近の相場を確認》

R50

APS-C 2023年3月17日 約8万円〜10万円
《直近の相場を確認》

R100

APS-C 2023年5月24日 約6万円〜8万円
《直近の相場を確認》
キヤノ坊
どう?この表を見て何か気づいたかな?
キヤノ坊
そう、R5のような一世代前の機種が『すごくお買い得』に見えるでしょ?実はただそう見えるだけじゃなくて、実際にコスパとしては一番良いとされているんだ。主な理由を下記に挙げておくね。

一世代前の旧モデルがコスパ最強の理由

キヤノ坊

1. 新機種の発売

新しい世代のカメラが登場すると、旧モデルの注目度が低下する。新機種は通常、最新の技術や性能の向上を伴うから、消費者の注目と需要が新機種にシフトするんだ。その結果、中古市場で旧モデルの需要が減って、価格が下がるというわけだね。

キヤノ坊

2. 性能の見劣り

新機種の技術進歩と比較すると、旧モデルの機能や性能が相対的に見劣りするようになる。例えば、AF速度、画質、動画性能などの向上が新モデルで実現されると、旧モデルが「時代遅れ」と見なされることがある。これはR5からR5 Mark IIのように大幅に性能が向上すると余計にそう感じやすいね。

キヤノ坊

3. 供給過多

多くのユーザーが新モデルに乗り換えるために一世代前の旧モデルを手放すことで、中古市場で旧モデルの供給が増加する。需要と供給のバランスが崩れることで、カメラショップは価格を下げざるを得ず、結果的に割安で買えるようになるんだ。

キヤノ坊

4. 保証期間の経過

中古カメラは保証期間が切れていることが多いため、新品よりも購入後のリスクが高いと判断される。これにより中古価格が低く設定される傾向があるんだ。ただしマップカメラカメラのキタムラのような大手カメラショップは、中古で引き取ったカメラを自社で整備した後に独自に保証を付けてくれるから、中古でも安心して購入できる。

キヤノ坊

5. 消耗や劣化

中古カメラは当然ながらある程度使用されているため、液晶パネルの小傷やラバーの白化/使用感などの要素で商品価値が下がる。カメラショップごとに評価基準は異なるが、「可」「並品」「良品」「美品」といったランク付に応じて状態が分かるようになっていて、それに応じて価格も変化する。慣れている人は「可」や「並品」を買っても問題ないけど、初めて中古カメラを買う人や、出来るだけキレイな状態で中古カメラを手に入れたい人は「良品」や「美品」を買うことをおすすめするよ。

同じカメラショップで今持っているカメラを下取りに出す際の注意点

キヤノ坊
今すでにカメラを持っていて、そのカメラを下取りに出した後に中古カメラを買うことで、より出費を抑える選択をする人も多いと思う。
キヤノ坊
上手く条件が合って高く買い取ってもらえれば、結果的にお得に新しいカメラを手にいれることができるけど、時には損をしてしまうこともあるから注意が必要だよ。そうならないために、以下のポイントを事前に確認しておこう。
キヤノ坊

1. 下取り価格の確認

まずは自分のカメラの下取り適正価格を知ることが重要だよ。下取り価格が市場価格と比較して妥当かを調べるには、各カメラショップの中古価格を見て、それよりも20-30%程度低い金額を想定しておくといいよ。あとはカメラの出張買取サービスを利用するのもおすすめだね。査定までは無料のところが多いし、査定もWEBで完結できるから、大手カメラショップに持っていく前に相見積先として利用するのは賢い選択だと思うよ。実際に高く買い取ってくれるなら出張買取にも来てくれるから、便利なサービスだね。

主な出張買取サービス

買取サービス 査定 出張買取 現金買取 クーリングオフ
【カメラの出張買取ウリエル】
無料 関東エリアのみ
【カメラの買取屋さん】
無料 全国 要問合せ
カメラ買取のカメラデイズ
無料 要問合せ 要問合せ
キヤノ坊

2. コンディション評価

下取りに出す前に、自分のカメラがどの程度の評価を受けるか(外観、動作、付属品の有無)を事前に確認しておくことも大事だね。評価基準は店舗ごとに異なるけど、評価材料として事前に記録しておき、下取り時に自ら提示できると買取額が上がる可能性もあるよ。あとは思わぬトラブルを防止するためにも有効だから、しっかり調べておこう。

キヤノ坊

3. 金銭的条件の確認

まずは下取り価格を差し引いて、狙っている中古カメラの支払額が納得できるものか確認しよう。特にカメラショップによっては下取りに出した場合に追加割引が適用されるキャンペーンがあったりするから、それらを活用するのがお得だよ。

まとめ

キヤノ坊
話をまとめると、お得に中古カメラを買う条件は下記の通り。
  • R5などの一世代前の旧モデルを狙う
  • 下取り価格を確認しておく
  • カメラショップのキャンペーンなどをチェックする
キヤノ坊
これらを意識しながら、中古価格・相場を日々注意深くチェックすることがお得な買い物の近道なんだ。カメラは趣味性が高い商品だから一般的には価格が落ちにくいし、モノによっては逆に古い製品の方が高くなることも珍しくない。一番良いタイミングで、一番お買い得に欲しいカメラを手に入れるためには、定期的に中古価格の相場感を把握しておくことは重要だね。

この記事を読んだ人は他にもこんな記事を読んでいます!

α6700とα6400の比較|画質の違いはある?写真メインで使うならどっち?高感度・動画性能などをソニー信者が解説

α6700とα6400の違いは何?コスパで選ぶなら […]

ニコン Z30はファインダーや手ぶれ補正が無いけど買っても問題ない?ニコ爺がEVF無しミラーレスの魅力を解説

Z30のEVF無し問題は背面液晶で十分、手ぶれ補正 […]

Canon R50とRPの比較|APS-Cとフルサイズの違いは?レンズの選択肢・動画性能などをキヤノ坊が解説

EOS R50とRPの違いは暗い場所での性能?初心 […]

SONY ZV-E10 IIは写真を撮りたい初心者にもおすすめ?使い勝手・おすすめレンズをソニー信者が解説

ZV-E10 IIを動画用途以外で買うのは微妙?写 […]

ニコン Z fcのレンズキットはどっちを買うべき?オールドレンズは何がおすすめ?作例とともにニコ爺が解説

Zfcは16-50 VRレンズキットがおすすめ!単 […]

Canon PowerShot V1のレビュー|写真用途にも使える?暗いシーンの撮影は?カメラファンによる評価

PowerShot V1は気軽な動画撮影向きだが静 […]

Canon EOS R10レビュー|レンズキットはどっちを買うべき?R50との比較・おすすめ追加レンズなど

EOS R10はミラーレス初心者で腕を磨きたい人に […]

ソニー信者によるα7 IVとα7C IIの比較|買い替えは要注意?両カメラの違いについて解説

α7 IVユーザーはα7C IIに買い替えるべきで […]

ニコ爺によるZマウント対応のREDシネマカメラに関する感想・評価|カメラ業界は何かが変わるのか?

ついにZ CINEMAシリーズが始動!ニコンの飛躍 […]

今α7 IVを買うか、もう少しα7 Vを待つべきか|ソニー信者による比較・アドバイス

α7 Vはいつまで待つべき?今α7 IVを買っても […]

About ニコ爺 49 Articles
ニコ爺です。色々なカメラが好きだけど、なんだかんだでニコンが一番好きです。